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飛影(ひえい)は、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメや映画に登場する架空の人物。担当声優は檜山修之。 == 概要 == 浦飯幽助の戦友。元は魔界でも名を馳せた盗賊。雪菜の双子の兄。額に後天的に身につけた第三の眼・邪眼があり、炎の妖術と剣術を使う。 作者はメインキャラ4人の中で彼のみを子供と説明している〔冨樫義博『幽☆遊☆白書 公式キャラクターズブック 霊界紳士録』 集英社、2005年、188頁。〕が、実年齢は不明。双子の雪菜が分裂期を迎えていないことから、少なくとも100歳には達しておらず、A級妖怪になったのが5歳であり、蔵馬と出会ってから幽助と出会うまで1年の時間経過があることから、最低でも6歳は超えている。身長は池乃めだかくらい〔池乃めだかの(公称)身長が150cmのため、他メディアで「飛影の身長は150cm」と記述されることがあるが、誤りである。〕と形容される程小柄。アニメでは雪菜と同じ身長に設定されている〔LD-BOX第3巻特典ブックレットより。〕。 炎のように逆立った黒い髪と、切れ上がった大きな三白眼、小さな鼻と口が特徴的。アニメでは赤い瞳をしている。身につける服は黒と白が基調。主に、白いスカーフに腰のくびれた黒いコート、黒のパンツ、黒のブーツという出で立ちである(アニメ版では、コートの裏地は真紅)。コートの中は黒いノースリーブの戦闘服が主であるが何も着用せず、上半身裸という格好も少なくない。白の長袖を着用したこともある〔『霊界紳士録』では私服と記載されているが、飛影は体格にあった服装のみ着用するため、キャラブック作成側の個人的な解釈である。〕。炎殺黒龍波を極めてからは右腕に黒龍のアザがつき、包帯(忌呪帯法)を巻いて封じている。 流浪の人生の中で得た数少ない仲間は浦飯幽助と蔵馬〔飛影の保護者的存在!?であるらしい。パーフェクトファイル№2より。〕と桑原和真。彼ら3人とは根底で繋がっており、魔界に帰ってからもまた2、3年したら会ってやらなくもないと思っている。また、「審判の門」にて幽助が選択を迫られ、他の仲間達が皆を安全な場所に避難させる中、陰ながらコエンマと共に最後まで彼の傍で生死を共にしていた。最終的には軀の側近の地位に落ち着いている。 ジャンケンやTVゲームなどの人間界の娯楽に関しては無知で、全て蔵馬から説明を受けている。ジャンケンについては、六遊怪チームとの対戦時に「ジャンケンで順番を決めたんだろう」と発言したことがあるが、後の裏御伽チーム戦で蔵馬に教えてもらっていたことから、六遊怪チームとの対戦前日(「ジャンケン」発言前日)に鈴駒による「ジャンケンで決めた」発言をそのまま引用したものであると分かる。〔アニメ版では「ジャンケンで順番を決めたんだろう」が「適当に決めたんだろう」に台詞が変更された。〕。 作者は最初は適当に決めたと述べていた〔冨樫義博『幽☆遊☆白書』第7巻 集英社<JC>、1992年、ISBN 978-4088712796、表紙そで。〕が、後に適当に思いついた「ひえい」の響きに漢字を当てはめただけだと明かされた〔。モデルは『パタリロ!』に登場するスカンキー〔冨樫義博『幽遊白書終了記念 ヨシりんでポン!』 同人誌、1994年。〕。 == 性格 == 初登場した盗賊編では饒舌かつ挑発的という小悪党だったが四聖編で再登場してからはそのような面は見られなくなった。自分の生まれ育った環境の影響か、尊大で冷たく、他人と関わらない性格であり、冷血非道なキャラクターだと評している〔別冊宝島1012 黄金アニメ特盛り!111本(2004年)〕。反面妹思いで、直接雪菜と関わることは少なかったが、彼女がピンチの際には常に駆け付けている。アニメ版ではその部分がより強調されていた。 プライドの高さゆえに海藤との対峙では相手の挑発に乗り、自滅した。また、性格が災いして、蔵馬(まれに幽助)から妹のことを含め、散々からかわれている。しまいには軀に殴られたことを「痴話げんか」と評されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「飛影 (幽☆遊☆白書)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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